お盆に広島へ帰省し地元被災地へボランティアに

このお盆に休暇を取り、数年振りに地元広島へ帰省しました。
家族や友人、新しく増えた弟の息子、90歳を迎える祖母に会うことに加え、7月に起こった西日本豪雨で被災した故郷でのボランティア活動が目的でした。
今の東京の仕事はお盆休みはなく、妻と息子だけが夏休みで帰省していましたが3年振りくらいになりました。
真夏の広島は東京以上に蒸し暑く、景色がぼんやりと歪んでいるようでした。
7月に見たテレビのニュースでは、生まれ育った町の名前が。SNSに投稿された悲鳴と土石流の轟音が鳴り響く動画と共に映し出され、いてもたってもいられない気持ちになったのを憶えています。
もう何年も連絡をとっていない友人に連絡をとり、その安否確認をする毎日でした。
幸い友人知人に被害はありませんでしたが、歩きなれた思い出の街並みは壊滅。
母校の小学校は流れ出た土砂、土木やガードレールみたいな工業製品だった何かにうず高く埋もれていました。
私は地元のボランティアセンターで登録を行い、午前中の2時間ほど派遣されたご自宅の床下にたまった砂を掻き出す作業を、その時登録した8人と共に行いました。
15分ごとに交代と休憩をする作業でしたが、真夏の家屋の中、乾ききった土砂を土嚢に詰める作業はとても大変で、溢れ出る汗は止まらないし持参したドリンクもすぐに底をつきます。
そんなボランティアのために飲み物や活動するための道具、場所を提供されていたセンターの皆さんには頭が下がりました。
この活動にも広く全国から集まった募金があったからこそと感じます。
活動した時間は短いものでしたが、なにかできないかと抱いていた葛藤も収まり、私自身も何か救われた気持ちになれました。

それから懐かしい友人に会って、何気ない普段通りの話をして、電話をして、ご飯を食べて、笑って。
5日間の夏季休暇もあっという間でした。
ときおりスコップや大きなザックを担いだ人々が、地元の駅を降りてセンターがある方角おに向かって歩いていくのを見ました。
これからまだ多くの時間を費やし、復興へと向かっているのだろうけど、それは確実に前進しているなと感じた夏の日々でした。