UIの大切なこと、その工程としてのデザインビジョン

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デザインという言葉の意味がどんどん広義になっていく。
組織、仕組み、思考、行為、ビジョン…
最高デザイン責任者(CDO)という言葉も良く聞くようになった。
様々なアクションに、求められた目的に対して、適切な判断と表現が試行錯誤の上、デザインされる。
デザインの視点、その方向性を見定めることが必要とされている。

先日おじゃましたセミナーも、その方向性を設計し、具体的なアウトプットするまでの工程についてのお話だった。
またそのデザインを行うUIデザイナーが必要とするスキルセットについて。

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デザインビジョン

  • 機能(実用性)だけではなくデザイン(有意性)
  • 議論よりは物語
  • バラバラの断片をつなぎあわせる調和
  • 論理ではなく共感
  • まじめだけではなく遊び心
  • モノよりも生きがい

ワークフロー化することでブレることなくプロジェクトが進行できる
センスに依存せずプロセスを重視しているからデザインクオリティが保てる

これまでやってきたアウトプットを見える化
プロセスをドキュメントに落とし過程や考慮した物事を文字にビジュアルにまとめる

UIの大切なこと

  • 直感的に操作できる
  • ユーザーの学習コストが低い
  • グラフィック(GUI)の精度が高い
  • ユーザー中心設計 ユーザビリティ
  • トレンドを追うこと
  • ラベリング
  • インタラクション

UI次第で、使いやすくも使いにくくもなる
機能や得られる結果が一緒でもユーザーの満足度が高くなる

  • 企画、コンセプトメイキング
  • UI設計、ペーパープロトタイピング
  • コア機能のプロトタイピング
  • ユーザーテスト
  • デザインパターン
  • フロントエンド実装

プロトタイプツール

  • FLINTO
  • BRIEFS

UIデザイナー像

サービスが提供されるContextが理解できること
ターゲットは誰なのか?どんなシチュエーションで利用されるのか?何がゴールなのか?サービスが提供される背景を理解してUIを設計・デザインする

UIに関する選択肢(引き出し)をたくさん持っていること
必ずしもアプリだけでなく、家電や自動車やSF映画など様々なところにある情報をもってUIに反映できる能力が必要

徹底的にユーザー目線に立てること
常にユーザーの視点に立ち、使いやすい使いやすくなるUIを提案する

データを元に仮設を立てて、検証して、改善ができること
日々のサービス運営のデータから課題を抽出し、仮説をたて、検証し、サービスがよりよくなるためにアイデアを出せる

驚きを与えること
ユーザーやクライアントに少しでも驚きを与える印象に残るUIを心がけてデザインする

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例えばアプリ制作などにフィットしやすい工程やスキル、マインドだけれど、
工業デザイナーやインフラエンジニア、建築家や造園家など様々なアウトプットする現場で必要となる考え方だと感じた。
手段は”デザイン”だけれど、UIは決してWebだけのものでなく(元は人間中心のプロダクト設計に使われた手法)人が手にとり扱う道具に必要とされた。
自然とそこに適切なデザインが施されてきた歴史がある。
その文化を新しいメディアに浸透させ、機能させていくことがデザイナーの役割である、はず。
そこには徹底的なユーザー目線が全てなのだと自分に言い聞かせていきたい。